講演テーマの例

以下はほんの一例です。ご希望のテーマでアレンジさせていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

テーマ例1)東大入試問題で磨く問題解決能力

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「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」これは2003年に東京大学の入試で出された問題です。もちろん「円周率は3.14だから、円周率=3.14>3.05」では1点ももらえません。この講演では上の問題を解くことを通して、数学的な問題解決能力とは何かをお話していきます。三角関数もベクトルも因数分解も社会に出てから使う機会はほとんどありません。にも関わらず、ほぼすべての先進国の義務教育で数学は必須科目になっています。なぜでしょうか?それは、数学を学ぶことは論理を学ぶことだからです。「物事の本質を見抜こう」「目に見えない規則や性質をあぶり出そう」という精神を養い、筋道を立てて物事を考えていく力を養うことこそ数学を学ぶ本当の目的です。三角関数もベクトルも因数分解もこの論理力を養うための材料に過ぎません。かつてアインシュタインは 「教育とは学校で習ったすべての事を忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。」 と言っています。この講演の最大の目標はこの言葉の真意を理解していただくことです。 どうぞご期待ください。

 

テーマ例2)子供を数学好きに育てる7日間プログラム

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算数と数学は似て非なるものです。一言で言えば算数は「既知の問題を解くためのもの」。一方、数学は「未知の問題を解くためのもの」。私が塾長を務めます数学の個別指導塾には数学で落ちこぼれてしまった生徒さんからの問い合わせが後を絶ちませんが、ほとんどの方が「小学校のときの算数は得意だったのに…」とおっしゃいます。その一方で小学校の時から算数が得意でそのまま中学・高校でも数学を得意にする生徒さんもいます。いったいなにが違うのでしょうか?この講演では将来数学が得意な人にになるために小学生のの時から身につけておくべき学習態度を、7日間のプログラムにしてお伝えします。それは論理的思考ができるに人に育つためのプログラムでもあります。※本講演は大人向けに再編成することも可能です。詳細は弊社スタッフまでお問い合わせ下さい。

 

テーマ例3)数学と音楽の共通点

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私は、永野数学塾という数学専門の個別指導塾の塾長を務める傍ら、プロの指揮者としても活動をしています。よく色々な方から「数学塾と指揮者なんて2足のわらじは大変でしょう」と言っていただきますが、実は私の中では全く別のことをしているという意識はありません。指揮者としてスコア(オーケストラの全ての音が書かれた楽譜=総譜)を読むことと数式を読み解くことはとても似ているからです。実際、アインシュタインや広中平祐氏をはじめ著名な数学者で音楽を愛した人はたくさんいます。また世界的に活躍した指揮者の中には、医学の博士号を持つ人や数学科の教授を兼任していた人もいました。数学と音楽は、美しい論理があることと、それと向きあう人間にみずみずしい感性が必要であることにおいて二重に共通しています。これを実感していただくのが本講演の目的です。音楽に美しい「論理」があることは実際にピアノ(電子ピアノも可)を弾きながらお伝えします。また数学にみずみずしい感性が必要であることを知っていただくために数学史を紐解いていきます。

 

テーマ例4)中学数学に学ぶ仕事に役立つ7つのテーマ

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少し大きめの本屋さんには必ず社会人が数学を学び直すための本が積まれたコーナーがあります。「数学は役に立つものだ」「社会人には数学的思考法が必要だ」などの文言もよく聞くようになりました。しかし数学が苦手な人にとっては実際のところ数学がどんな風に役立つのかは、なかなか見えてこないのが現状ではないでしょうか?本講演でお伝えする「仕事に役立つ7つのテクニック」とはまさにそんな人に、「数学って案外役に立つなあ」と思ってもらうための切り口です。テクニックと言っていますがこれらは数学の問題を解くための裏ワザ的な方法ではありません。それは、一見数学とは関係がないように思える仕事にも応用できる物事の捉え方、考え方です。社員に数学的思考力を付けたいと思っている経営者の方にもお勧めです。

【仕事に役立つ7つのテクニック】

  1. 概念で理解する
  2. 本質を見抜く
  3. 合理的に解を導く
  4. 因果関係をおさえる
  5. 情報を増やす
  6. 他人を納得させる
  7. 部分から全体を捉える

 

テーマ例5)高校生のための数学勉強法

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「なんで数学なんて勉強しなくちゃいけないの?」「文系だから社会に出たら数学は必要ないのに…」「努力はしているのに、数学の点数が伸びない」等々の悩みを持つ高校生の皆さんに、「数学を学ぶ意味と意義」をお伝えし、数学を学ぶモチベーションを上げてもらいます。もちろん具体的な数学の勉強法もお伝えします。また受験生向けに、入試において大きな力を発揮する『どんな問題も解ける10のアプローチ』をお伝えするプログラムにアレンジすることも可能です。本講演は高校生を対象に想定していますが、指導に磨きをかけたい教員の方々にも是非聞いていただきたい内容になっています。

 

テーマ例6)統計のイロハ~暑い日に本当にビールは売れるのか?~

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現代に生きる社会人にとって、統計を使える能力=「統計リテラシー」が必須能力であることは疑いようがありません。それが証拠に、2015年3月以降に高校を卒業するいわゆる「脱ゆとり世代」の高校生は理系・文系の区別なく「データの分析」という新設された数Iの単元の中で、ヒストグラム、箱ひげ図、分散、標準偏差、相関係数といった統計の基礎を身につけています。一方、現在社会人でいらっしゃる方のほとんどにとって統計は(大部分の人が取らない)選択単元だったはずです。統計を学校で学んだことのある方はごく一部でしょう。「脱ゆとり世代」に引け目を感じないためにも、基本的な統計が自分の手で使えるようになることは急務だと私は思います。この講演では学校で統計を習わなかった社会人の方に、研修スタイルで統計の考え方と手法を学んでいただきます。難易度は様々に設定できますのでどうぞご相談ください。

講演のご依頼は…

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